VANNERはデビュー4年目を迎えた。注目されるのは全員が活動のためにアルバイトしている点だ。
リーダーのテファンは「トッポッキ屋でアルバイトをしながら、もし有名になったらトッポッキ屋で撮影する日が来るかもしれないと想像していたが、それが現実になった。願いはかなう」と実感しているという。
アジアンも「諦めなければ光が見える」という確信を持った。
「アルバイトをしている時、ファンに会って気後れしたこともある。でもファンが『舞台の上でも下でもかっこいいです。舞台でも会いましょう』と言ってくれた。その時、必ず舞台に上がってファンのために頑張らなければならない、と思った」(ヘソン)
「PEAK TIME」での優勝は全く予想していなかったそうだ。
ヘソンは「優勝の瞬間は本当にたくさん泣いた。感謝している」という。
テファンは「大きなプレゼントだった。努力しながら大変な時間を過ごした末に受け取った補償のようだった」と振り返った。
メンバーは最近、宿舎生活を再開した。今回の優勝で多忙になることが予想されるのが理由だが、もう一度、ともに頑張ろうという思いも強い。
宿舎生活をすれば何をしても面白い。一緒にいるというのが長所だ。アルバイトや新型コロナウイルス感染のせいで一緒にいることができなかったが、宿舎も以前よりずっと良くなった。今は事務所の配慮で各自に部屋があるし、リビングもある――これがメンバーの共通した思いだ。
今後の計画についてメンバーは「これまで見せていた清涼な魅力とは正反対のものをお見せしたい。私たちの音楽を通じ、善良な影響力を届けることが目標」と答えた。
今年、VANNERが達成したい目標は、また海外のファンに会いたい。作曲・作詞をして新しいアルバムも出したい。歌手として米ビルボードでチャートインしたい――。
「本当に難しい夢だが『PEAK TIME』で優勝したように、懸命に願えば、成し遂げられる、という気持ちを持って一生懸命努力する。これからも一段階ずつ上がり、米カリフォルニア州で開かれる野外音楽フェス『コーチェラ』の舞台にも立ってみたい」
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