デジタル音楽ストリーミング「スポティファイ(Spotify)」を運営するスウェーデンの「スポティファイ・テクノロジー(Spotify Technology SA)」は25日、ロシアの新たなメディア法を理由に、同国でのストリーミングサービスを中断すると発表した。
ロイター通信によると、スポティファイは同日の声明を通じて「不幸にもロシアで最近制定された法律は、情報に対する接近をさらに制限し、表現の自由をなくしている」と指摘。「ロシアが特定のニュースを犯罪と規定しており、自社職員とリスナーを危険に陥れるとみている」との認識を示した。
同社はロシアのウクライナ侵攻を糾弾し、今月初めにロシア事務所を無期限で閉鎖。関係者によると、ロシアでのサービスは来月初めに終了するという。
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