2025 年 5月 13日 (火)
ホーム社会SNS拡散で発覚した“平手打ち強要”…韓国・校内暴力の深刻な実態

SNS拡散で発覚した“平手打ち強要”…韓国・校内暴力の深刻な実態

SNSキャプチャー(c)MONEYTODAY

韓国の仁川市(インチョンシ)で女子中学生が同級生の頬を繰り返したたく様子を、周りの生徒たちが笑って見ている映像がSNS上で拡散し、警察が捜査に乗り出した。

現地の警察署に2日、「校内暴力の映像がSNSにアップされた」との通報が寄せられた。問題の映像は約1分30秒。「仁川松島(ソンド)2009年生まれの学校暴力映像。共有数1000達成で加害者の身元公開」という字幕が付いている。

動画では、一人の女子生徒が別の女子生徒に向かって「5回だけたたくから。数字を数えて」と言いながら平手打ちを始めた。おびえた表情の被害生徒は「ごめんなさい」と泣きだし、たたかれる度に「1、2、3…」と数えた。

加害生徒が「最後の1回」と言ってたたこうとすると、被害生徒がやめてほしいと懇願。すると「トライアングルって分かる?」と言いながら両手で同時に頬を打った。「トライアングル」は両手で同時に頰をたたく行為を指す隠語らしい。

映像には2人を取り囲んで見物している他の生徒たちの姿も映っていた。被害生徒が数を間違えると「数字も数えられないのか」と笑い声を上げる男子生徒の声も入っていた。

警察は現在、この映像と通報内容をもとに事件の詳細な経緯を調べている。

(c)MONEYTODAY

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