韓国で今年上半期に遮断や削除されたオンライン不法・有害情報の中で賭博やデジタル性犯罪関連情報が最も多いことがわかった。
放送通信審議委員会の「放送通信審議動向」報告書によると、今年上半期委員会は計13万3527件のインターネット不法・有害情報を審議した。このうち12万8346件(96%)は接続遮断や削除などの措置を取った。
全体12万8346件のうち賭博情報の割合が25.7%を占め、最も多いことがわかった。続いてデジタル性犯罪情報が23.5%、わいせつ・性売買情報が19%に達した。
賭博情報タイプではスポーツ競技の結果と点数など賭けをかける形で運営される勝者投票券発行情報が多かった。また、結果を直ちに確認することができ、中毒の危険に陥りやすい射幸性ゲームなどの情報が前年同期比57%増加した。
今年上半期、放送通信委員会が是正要求したデジタル性犯罪情報は3万100件で、昨年上半期より37%増加した。
現在、放送通信委員会は「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法」により撮影物・複製物やこれに準ずる性関連肖像権など侵害情報やディープフェイクなど性的虚偽映像物制作や流布情報、デジタル性犯罪被害者の身元公開情報などを審議している。
また、この3年間、売春を斡旋、誘導したり、助長、幇助する情報が増加した。放送通信審議委員会は、ランダムチャットアプリを通じた個人間性売買情報と出張按摩や遊興施設広告情報の是正要求が増加したと説明している。
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