韓国通信大手SKテレコムがエックスオンスタジオ(Xon Studio)、メディアエル(MediaL)、ドゥリボン(DOORIBUN)など国内最高水準のバーチャルプロダクション業者と「チームスタジオコンソーシアム」を組んでメディア生態系拡張に乗り出す。
SKテレコムは6月、板橋(パンギョ)の第2テクノバレーにメディアコンテンツ制作所「チームスタジオ」を開館した。2つの大型LEDウォールステージを活用し、現地撮影に出なくても、実際と同じ水準のグラフィックをリアルタイムで演出できる点が特徴だ。
これにより、後半作業時間と費用を節減するなど新しいコンテンツ制作トレンドを提示している。開館後、チャンネルSおよびウェーブオリジナルコンテンツをはじめ、各種CF、広告映像、ウェブドラマ、ミュージックビデオ制作などに活用されている。
SKテレコムは12日、京畿道城南市板橋の第2テクノバレー「チームスタジオ」で記者懇談会を開き、自社コンテンツ制作スタジオと関連事業現況について紹介した。
SKテレコムメディア支援担当は「チームスタジオはSKテレコム1人ではなくメディア専門企業と協力して相乗効果を創出する空間。バーチャルプロダクション間の超連結を究極的な目標として企画され、そのために国内バーチャルプロダクション最高企業とコンソーシアムを組んだ」と明らかにした。
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