韓国SKブロードバンドがこのほど、ESG経営の一環として韓国教育電算網協議会(KREN)とDDoS防御ソリューションの無償提供業務協約を締結したと発表した。
KRENは現在、全国の大学や大学付設研究機関などの情報通信インフラ構築を支援しており、SKブロードバンドはKREN会員校を対象に大学専用のインターネットサービスを提供している。
今回の協約を通じ、SKブロードバンドインターネットを利用する61の会員校は、DDoSクリーンゾーンブラックホールサービスを1年間無料で利用できる。
DDoSクリーンゾーンブラックホールサービスは、DDoSの攻撃を受ける特定IPに入ってくるすべてのデータを遮断処理し、大学のIT資産を安全に保護する。
SKブロードバンドのDAPS(DDoS Auto Protection System)特許をベースにサービスが提供され、DDoS専用脅威管理警報システムを備えた統合セキュリティ管制センターが、全国網有害トラフィックに24時間監視対応する。同社は、非対面教育環境の拡大によるセキュリティ脅威を防ぐため、昨年、5つの大学にDDoSクリーンゾーンブラックホールサービスを無償で提供した。
©NEWSIS