韓国のボーイズグループ「OMEGA X(オメガエックス)」の代理人弁護士が29日、元・所属事務所SPIREエンターテインメントの社長をメンバーへのわいせつ容疑で江南(カンナム)警察署に告訴すると明らかにした。
今週中に記者会見して被害内容を公開する。
OMEGA Xの現在の所属事務所IPQ側は29日、見解を表明し、「SPIREの社長を相手取り、メンバーに対する性暴力処罰法違反および強制わいせつで告訴する」と明らかにした。
OMEGA Xは昨年、スパイアーの社長から暴言と暴行を受けたと主張し、映像を公開した。専属契約効力停止の仮処分を申請し、同年11月には記者会見を開いて、社長から継続的に暴言と暴行を受けたり、無理やり酒席に参加させられたりしたと訴えた。
今年1月に勝訴し、5月には専属契約の解除で合意して紛争を終結させた。OMEGA Xは先月、IPQと専属契約を結んだ。
これとは別に、OMEGA Xのメンバー、エチャンの父親がユーチューバーのイ・ジウンを虚偽事実流布の疑いで端草(ソチョ)警察署に告訴したというニュースが28日報じられた。
ユーチューバーの映像で、父親は社長の暴言、暴行を記者に書かせたと名指しされた。父親は告訴状で「記事を書いてほしいと頼んだことはなく、報道されるまで記者とは面識がなかった」と訴えている。
IPQ側も同様に「このユーチューバーの映像削除要請と業務妨害、虚偽事実流布について告訴する」と表明している。
(c)STARNEWS