2024 年 3月 4日 (月)
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MZ世代に刺さる、LG/LS経営陣の「交流リーダーシップ」

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「70代の会長が社員とゲームをしながらレモン1個を丸ごと食べ、口笛を吹く姿。想像できないでしょう」

韓国LGグループから分離独立したLSグループはオーナーらが社員と交流する「交流リーダーシップ」で職場内の変化を主導している。

垂直的な上位下達の構造から抜け出し、匿名の社内掲示板を運営してCEOが社員の慶弔事を気遣う。水平的な社内の雰囲気を作ろうとする努力が続けられている。財界では、LGが特有の交流リーダーシップにより、MZ世代との活発な交流と業務の効率化という二兎を得たと評価されている。

財界関係者によると、LSグループの中核であるLS電線は最近、ク・ボンギュ代表取締役副社長の指示で、オンラインの匿名社内掲示板を作った。社員らのありのままの意見を聞くためのものだ。

ここでは、すべての役員・社員が自由に書き込みをすることができる。また書き込みをした人を追跡する行為も禁止されている。オーナーや他の部署と直接交流できるということもあり、社員の反応も肯定的だ。

ク・ボンギュ氏の「交流リーダーシップ」は、LSエムトロン時代からMZ世代の社員に好評だった。

当時、ク・ボンギュ氏は社員の誕生日を自らお祝いするのはもちろん、現場を訪ねて積極的にコミュニケーションを取った。ク・ボンギュ氏は1月、LS電線に移ったあとも、自ら数回、現場を訪問するなど交流の歩みを続けている。

交流を重視するク・ボンギュ氏の経営哲学は、叔父であるLSグループ初代会長、故ク・ジャホン氏のリーダーシップにも似ている。

2月に亡くなったク・ジャホン氏は1990年代、LG電子の代表取締役として在職していた時期から社員との交流を強調してきた。労経(労働者・経営者)和合を重視したことから、体育大会に参加して社員らとスポーツを楽しんだり、食事をともにしたりするなど、時代をリードした「MZリーダーシップ」という評価だ。

ク・ジャホン氏はLSグループに席を移した後も「真心経営」を強調し、現場との交流の歩みを持続した。代理~課長級社員たらとラクな服装で食事をする「カジュアルダイニング」の行事をよく開いた。社員が好きな食べ物を探すために自ら飲食店を歩き回り、下見までしたというエピソードは若い社員の間で、今も話題になっている。

「社員を尊重してタメ口を使わなかった。当時の組織文化を考えれば、破格的だ」。LS関係者はこう振り返っている。

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