が韓国主要百貨店を電撃視察…ラグジュアリー戦略か-823x1024.jpg)
フランスの高級ブランドグループ、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)傘下「ロロピアーナ(Loro Piana)」の最高経営責任者(CEO)であり、韓国のグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」のリサと交際中とされるフレデリック・アルノー氏が、韓国国内の主要百貨店の代表者らと相次いで会談している。
流通業界によると、アルノー氏は7日にロッテ百貨店のチョン・ジュンホ代表と面会し、8日午後にはハンファグループ系ギャラリア百貨店のキム・ヨンフン代表、新世界百貨店のパク・ジュヒョン代表、現代百貨店のチョン・ジヨン代表と順次面会した。
アルノー氏はLVMHグループの幹部とともに、ロッテ百貨店エビニュエル蚕室店・本店、新世界百貨店江南店・本店、狎鴎亭ギャラリア名品館、さらに8日午前には現代百貨店狎鴎亭本店など、ソウル市内の主要百貨店を次々と訪れ、同グループ傘下ブランドの売り場を視察した。中でも自身が率いるロロピアーナの店舗を重点的にチェックしたとされる。
父親でLVMHグループを率いるベルナール・アルノー会長も2023年の訪韓時に、ロッテグループのシン・ドンビン会長、ロッテ持株のシン・ユヨル未来成長室長、現代百貨店グループのチョン・ジソン会長ら韓国大手流通企業のトップと面会した経緯がある。
今回のフレデリック・アルノー氏の訪韓については、5~6日にかけて開催されたBLACKPINKのコンサート日程に合わせたものではないかとの見方も出ている。
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