
「ティルティル(TIRTIR)」は「Be You Be Confident(自分らしく、自信を持って)」というスローガンのもと、個性と多様性を尊重し、自信から生まれる“私らしさ”の美しさを伝えるメイクアップブランド。多様な色と製品により、お客様が自分だけの美しさを見つけ、自由に表現できるよう提案している――。
2019年に立ち上げられたティルティルは2024年、グローバルメイクアップ専門ブランドとしてのリブランディングに成功した。
ティルティルは以前、新型コロナ禍のマスク着用時に色移りしない「マスクフィットレッドクッション(MASK FIT RED CUSHION)」で大ヒットを飛ばした。特に、韓国よりも湿度が高く、持続力のある製品を好む日本市場で、この製品が「日本の国民的アイテム」となった点に。大きな意味がある。
ティルティルはリブランディングにあたり、マスクフィットクッションの全ラインに「アジアンフィット」の5つのシェードを追加した。マスクフィットレッドクッションは全45色に拡張され、「ウォータリズムグロウティント(Waterism Glow Tint)」も30色で発売された。
色の選択肢を広げることで、白人から黒人まで世界中のニーズに対応し、メイクや服装に合わせて選べる多様な選択肢を提供することを目的としている。
その結果、ティルティルの昨年の連結年間売り上げは前年より約68%増加し、2736億ウォンを記録した。
特にティルティルは、グローバル市場でK-ビューティーを代表するメイクアップブランドとしての地位を確立しつつある。日本はもちろん、米国でも主要流通チャネルへの入店と販売量が大幅に増加した。ヨーロッパや東南アジア市場への拡大基盤も整い、グローバル戦略が加速している。
ティルティルのアン・ビョンジュン代表は「ブランド認知度を高めるために、消費者体験を基盤としたアプローチに注力した。多様な肌トーンに合わせた製品構成やトライアルキット、インフルエンサーによるレビューなど、実使用に基づいた接点を増やし、市場ごとのフィードバックを反映して素早く対応してきたことが、好意的な反応につながった」と説明した。
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