2024 年 3月 4日 (月)
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[KWレポート] カネ儲けしたい人がゲームに押し寄せた (4)

コインブーム、いつまで?

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「お金を使うゲーム」から「お金を稼ぐゲーム」へ――ゲーム産業の状況が変化しています。韓国のゲーム各社がNFTゲームを新成長エンジンと掲げる一方で、政府はギャンブル性を懸念して躊躇しています。韓国の実情を取材しました。(最終回)

◇「ゲーム+NFT+コイン」→急騰?

NFTに基づく「カネ儲けゲーム」(P2E=Play to Earn)に対しては、コイン業界も落ち着いてはいない。ゲーム関連コインが数十倍から数百倍に達する「暴騰」事例を残した。

仮想資産(暗号通貨)業界はゲームコインの成長を歓迎している。ゲームのユーザーらが自然に仮想資産市場に流れ込み、NFTとコイン取引が活性化されるからだ。ゲームコインが仮想資産市場で一種の「出迎え物」の役割をするわけだ。

ある韓国の仮想資産取引所関係者がこんな話をする。

「今年下半期にはゲーム関連コインの取引量が爆発的に増えた。ゲームコインの価格も大きく上昇し、一般投資家の関心が高まった。それだけ仮想資産市場が活気を得ているようだ。この現象は、単なる流行で終わるとは思えない。ゲームコインが主導する新しい仮想資産生態系が構築されるだろう」

バラ色の展望だけがあるのではない。NFTバブル論がそれだ。最近、NFTとゲームコインを前面に出して急騰した企業のほとんどが、開発に着手したばかりだからだ。株式やコイン価格が将来の「期待感」によって先走っているが、実際には数十倍、数百倍と価値が跳ね上がるほどではないという評価のためだ。

◇技術が初期

ゲームで活用されるNFTの価値は、そのゲームが消えてしまえば、ともに消え去ってしまう。また、利用者が減ると、ゲームの価値そのものも下落しかねない。

仮想資産業界の関係者は次のように指摘する。

「まだ技術が初期であり、ユーザーの理解度も高くなく、心配になるのは事実だ。ゲームの中でNFT技術が定着し、大衆が気楽に受け入れられるよう定着させることが急務だ」

証券業界でも懸念の声が出ている。

キウム証券のハン・ジヨン研究員は「現在、韓国の株式市場にははっきりしたモメンタムなく、NFT、メタバース、エコなどのテーマに偏った現象が起きている。ただ、このテーマの成長ストーリーは魅力的」と評価しながらも「このテーマの一部の企業はまだ事業や実績が実体化していないにもかかわらず、暴騰傾向を見せている。この点が懸念される」と指摘した。

ミレアセット証券のイ・ハクム研究員は「仮想通貨価値が落ち、ユーティリティーの財貨の価値が低下すれば、ゲームで生計を立てているプレーヤーも離脱するだろう」とみる。

(おわり)

「カネ儲けしたい人がゲームに押し寄せた」はMONEY TODAYのユン・ジヘ、イ・ドンウ、キム・ピョンファの各記者が取材しました。

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