
計6機製造された韓国の国産戦闘機KF-21「ポラメ」の試作機のうち、最後の1機である6号機(2人乗り)が6月28日、初めての試験飛行に成功した。昨年7月19日の1号機の初飛行から約11カ月で6機すべての試験飛行が完了したことになる。
防衛事業庁によると、6号機は同日午後3時49分ごろ、慶尚南道(キョンサンナムド)泗川(サチョン)の空軍第3訓練飛行団滑走路を離陸し、午後4時22分ごろ着陸した。
韓国航空宇宙産業(KAI)が製作したKF-21試作機のうち1・2・3・5号機は1人乗り、4・6号機は2人乗りだ。
6号機は今後、操縦安定性、飛行領域拡張、レーダーを含む航空電子装備性能検証などの試験を受けることになる。
防衛事業庁とKAIは6号機の試験飛行の成功を受け、従来の計画通りKF21の開発を進めることができるようになった。
防衛事業庁は今年8月までにKF21量産の妥当性について調査し、12月には量産計画の承認を受ける計画。2024年の量産開始を目指す。
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