韓国のロッテ百貨店が本店で販売したKENZO「Nigoコレクション」が人気を集めた。限定版に熱狂するMZ世代の消費心理を刺激したためだ。
既に発売されたNigoコレクションの人気製品のほとんどが完売した。KENZOのポップアップ売り場でのMZ世代の売り上げも大きく反騰した。発売を控えた4回目のNigoコレクションも早期の完売が予想される。
ロッテ百貨店によると、本店は今月7日から15日まで、KENZOの今年上半期最後のカプセルコレクションを販売する。クリエイティブディレクターのNigoがKENZOと手を組んで以来、4回目のカプセルコレクションだ。
コレクションはTシャツ、シャツ、スカートなど男性向け衣類8種と女性向け衣類8種の合わせて16種。ファッションショーの年間コレクションとは異なり、特定時期にこだわらずカプセルコレクションで製品の種類を10~20個程度だけ限定販売する。
蚕室(チャムシル)で先月公開されたNigoの第3次カプセルコレクションは、その半分がオープン初の週末に販売され、人気製品はほとんど売り切れた。
顧客は20~30代が大部分を占め、MZ世代の割合が高い。KENZOの本店の売り上げも伸び、ポップアップイベント期間中、20~30代の売り上げは30%増加した。
今回のコレクションは「季節感」と「旅行需要」に焦点を合わせた。KENZOのシグネチャーであるケシの花をテーマにした。「5月の女王」と呼ばれるケシの花をコレクションに盛り込み季節感を表現した。
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