韓国ネット大手カカオはファン集団(ファンダム)に特化したノウハウは足りないが、カカオエンターテインメントを中心にファンダムプラットフォーム内の新事業資源になる事業経験とさまざまな実弾を持っている。
カカオエンターテインメントは1万余りのウェブトゥーン・ウェブ小説源泉IP、7万曲余りの音源、音源プラットフォームメロン(Melon)と音楽・映像コンテンツ企画・制作などプラットフォームをベースに広範囲なコンテンツ事業を展開している。
事業拡大のための資金も十分だ。最近、サウジアラビアの国富ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド」(PIF)とシンガポール政府系投資ファンドGICからそれぞれ6000億ウォンずつ計1兆2000億ウォン相当の投資を誘致した。
カカオがSMを買収すれば、カカオの拡張性とSMのエンターテインメントの事業資源が合体することで相乗効果が最大化するとみられる。カカオがSMを抱え込めば、資本力とノウハウが結合された巨大ファンダムプラットフォームの構築も可能だ。
カカオは子会社を含めればカカオトーク・カカオマップ・カカオウェブトゥーン・カカオページ・メロンなどの分野を網羅し、さまざまなプラットフォームを保有しているが、ファンダムプラットフォームはない。
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