
「サジャボーイズの衣装を探す人が多いので、同じような韓服を制作しています」。ソウル市鍾路区の安国駅で韓服レンタル店を営む40代店主はこう語った。店主によれば、10日ほど前から外国人観光客が「K-Pop Demon Hunters」の話をしながら韓服を探すようになり、劇中キャラクター「サジャボーイズ」の衣装に似せた韓服を別注したという。
Netflixアニメ映画「K-Pop Demon Hunters」が北米興行1位を記録するなど世界的な人気を集めたことで、韓服や笠、ノリゲなどの伝統衣装・装飾品を求める外国人が急増。ソウルの韓服レンタル店も「K-Pop Demon Hunters」に笑みを浮かべている。
8月25日午前、記者が訪れた安国駅近くのレンタル店は早い時間から外国人観光客でいっぱい。色とりどりの韓服に花飾りをつけ、北村韓屋村や古宮へ向かう姿が見られた。店主は「以前は羽織の一種である『トゥルマギ』をよく知らずに着ていた人が多かったが、今はK-Pop Demon Huntersの影響で意識的に探す方が増えた。来週からはサジャボーイズ風の韓服も貸し出せる」と話した。
近隣で別のレンタル店を運営する店主も「サジャボーイズ衣装を展示用に作っていたが、需要が増えればさらに制作するつもり」と語った。店内でK-Pop Demon HuntersのOSTを流すと、多くの外国人客が一緒に口ずさむという。
この日、北村韓屋村を訪れた米ボストン出身の20代観光客は「K-Pop Demon Huntersを2回観た。もしサジャボーイズの韓服が選択肢にあったら着てみたかった」と話した。また「SNSでは“シングアロング上映会”でキャラクターの衣装を着て参加する人が多かった」と伝えた。
テキサスから訪れた20代も「K-Pop Demon Huntersは人気が高く、音楽もよく聴いている。フォローしているインフルエンサーもよく話題にしていて、現地ラジオでも頻繁に流れる」と語った。
「K-Pop Demon Hunters」の人気は韓服だけでなく観光地にも波及している。劇中でメンバーが訪れる韓医院を思わせる「ソウル韓方振興センター」には、最近訪問者が3倍近く増えた。
「K-Pop Demon Hunters」は6月20日に公開され、Netflixアニメとして歴代興収1位を記録。23・24日のシングアロング上映会ではチケット売り上げが1600万~1800万ドルに達し、全映画の中で週末興行1位を獲得した。
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