韓国のベンチャー投資額が過去最高を記録してユニコーン企業が増えたことで、韓国政府のベンチャー政策が海外でも注目されている。
ロイター通信は22日、韓国スタートアップが記録的な水準の投資を誘致していると指摘。これにより韓国のユニコーン企業が過去3年間で倍増し、クーパン、マーケットカーリーのような「ブロックバスター(超大作)」級の上場や、大規模な投資誘致も可能になったと伝えた。
ロイター通信は、今年、世界最高水準の韓国の新規株式公開(IPO)の活性化に加え、3月のクーパンの46億ドル(約5262億円)の米国での上場例などが、企業の投資誘致を促したと分析している。
韓国中小ベンチャー企業省によると、第3四半期の韓国のベンチャー投資額は2兆700億ウォン(約1993億円)で、1986年統計を取り始めて以来、四半期別投資の最高額を記録した。
これにより、2021年のスタートアップに対するベンチャー投資は過去最高の5兆2600億ウォン(約5065億円)を記録し、これまで最高だった2020年の4兆3000億ウォン(約4141億円)を上回った。
©news1