韓国で今年1～2月の農林水産食品の輸出額が昨年同期比4.7％増の19億1520万ドルとなり、史上最大を記録した。
韓国農水産食品流通公社によると、部門別では加工食品の輸出額が12億3450万ドルで7.8％増加。麺類と飲料の輸出額がそれぞれ30.5％、28.0％増加し、菓子類の輸出額も6.7％増えた。
水産物の輸出額は4億5830万ドルで2.0％増。一方、生鮮食品の輸出額は2億2240万ドルで5.3％減少した。高麗ニンジン類とキムチの輸出額はそれぞれ20.6％、13.2％増加したが、野菜類、果実類の輸出額がそれぞれ9.9％、3.0％減少した。
輸出国別に見ると、欧州連合（EU）への輸出額が1億3660万ドルで24.7％増加し、米国への輸出額も2億9430万ドルで17.4％増えた。
同公社は「欧州、米国への輸出が増加した要因として、韓国料理に対する関心とラーメン需要の増加などが挙げられる」と分析。一方、中華圏への輸出額は4億3480万ドルで8.0％減少した。
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