2025 年 1月 12日 (日)
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K-ビューティから「K-ビューティテック」へ…世界で注目される韓国新技術

5日、米ラスベガスで開かれた「サムスンファーストルック2025」(c)news1

世界市場でK-ビューティが好調を続ける中、韓国の美容技術力を取り入れた「K-ビューティテック」が注目されている。今年の世界最大テクノロジー見本市「CES」では、アモーレパシフィックや韓国コルマー、APRといった韓国企業が最先端の美容技術を披露し、グローバル市場での拡大を目指している。

アモーレパシフィックは生成型AI技術を用いた「Wanna-Beauty AI」でCESイノベーション賞を受賞し、AI肌分析技術をサムスン電子のスマートミラーと連携させた新ソリューションを発表する。また、韓国コルマーはAIを活用した超個別化スキンケアデバイス「カイオム(CAIOME)」を公開する。このデバイスは500万画素カメラと6つの光源を搭載し、肌状態に合わせた精密なケアを提供する。

APRも電気エネルギーを活用した美容デバイス「EBD」技術でグローバル市場をリードする計画を進めている。新製品「ブースタープロ」や「ウルトラチューン40.68」を通じ、韓国企業の技術力が再び注目を集めている。

これらの成長の背景には、韓国化粧品の世界的な人気がある。韓国政府の発表によると、2024年の韓国化粧品輸出額は前年比20.6%増の102億ドルで、過去最高を記録。特に米国市場では韓国化粧品の輸入額がフランスを超え、K-ビューティが市場の中心となっている。

(c)news1

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