2026 年 2月 4日 (水)
ホーム経済流通Kフード人気に乗って“進化系キムパプ”続々登場…外国人観光客に支持される韓国のコンビニ戦略

Kフード人気に乗って“進化系キムパプ”続々登場…外国人観光客に支持される韓国のコンビニ戦略

BGFリテール提供(c)NEWSIS

世界的なKフード(韓国料理)ブームが加熱する中、韓国を訪れる外国人観光客の増加に伴い、韓国のコンビニ各社が“進化系キムパプ(韓国風のり巻き)”を続々と投入している。多様な味や地域色を活かした新商品が登場し、外国人にも好評を得ている。

コンビニCUを運営するBGFリテールは、慶尚北道金泉(キムチョン)市で開かれた「金泉キムパプ祭り」のコンテスト優勝作を商品化した「ホドゥマヨ・ジェユクキムパプ(くるみマヨ豚炒めキムパプ)」を発売した。

この商品は、金泉の特産品であるクルミを使ったマヨネーズソースと、国産豚のピリ辛炒め肉(ジェユクボックム)を組み合わせた。クルミのカリッとした食感と、マヨネーズソースのまろやかさ、炒め肉の辛味が調和したコクのある味わいが特徴だ。

セブンイレブンは、済州島の名物・黒豚(済州黒豚)を使った「済州黒豚キムパプ」を展開。コチュジャンベースのソースに炒めた黒豚、ニンジン、ごぼうの煮物、卵焼き、たくあんを具材に使用し、済州のローカルフードを再現した。

済州観光公社によると、日本、シンガポールなどから済州島を訪れる観光客の間で、黒豚はミカンやコーヒーと並ぶ人気食材となっており、その関心の高さを反映した商品といえる。

GS25を運営するGSリテールは、キムチブランド「宗家」とのコラボにより、「ごま油熟成キムチツナキムパプ」や「キムチ豚炒め三角キムパプ」を今夏に発売。10月には「ごま油熟成キムチツナ三角キムパプ」や「熟成キムチサムギョプサルキムパプ」など、さらに商品ラインナップを拡充した。

こうした新商品の背景には、外国人観光客のキムパプ需要の高まりがある。GS25が明洞・弘大・聖水など外国人比率が高い店舗37カ所を分析したところ、「ごま油熟成キムチツナキムパプ」は、7月の発売初週(7月23~29日)と比べて、10月1~7日の売り上げが36.7%増加した。

中国人観光客のビザなし入国が再開された影響もあり、Kフードブームが再び勢いを増しているという。

セブンイレブンによれば、中国の決済サービス「アリペイ」および「銀聯カード」利用者の購買データから、2025年初めから10月21日までの間に、弁当カテゴリの売り上げが前年比40%、キムパプカテゴリは60%の成長率を記録したという。特に、プルコギ、ツナマヨ、激辛ブルダック、全州ビビンなど韓国らしい食材を使ったメニューが人気を博している。

業界関係者は「コンビニの人気商品を通じて、Kフードの魅力が簡便食品市場にも広がっている。今後はバラエティ豊かな商品展開を通じ、韓国人・外国人問わず多様な顧客層の舌をつかみたい」と語った。

(c)NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular