2026 年 3月 31日 (火)
ホーム社会Kコンテンツ人気が牽引、訪韓客急増でホテル好調…韓国・建設会社系が業績改善

Kコンテンツ人気が牽引、訪韓客急増でホテル好調…韓国・建設会社系が業績改善

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韓国を訪れる外国人観光客の急増を背景に、大手建設会社が手がけるホテル事業の業績が改善している。建設景気が長期的に低迷する中、ホテル業界は観光需要の回復とKコンテンツ人気を追い風に堅調さを維持している。

金融監督院の電子公示によると、DLの100%子会社グラッドホテル&リゾートは、2025年に売り上げ約1105億ウォン(約121億5500万円)、営業利益約342億ウォン(約37億6200万円)を記録した。売り上げは前年並みだったが、営業利益は24%増加した。ソウルと済州の客室売り上げはいずれも前年を上回り、訪韓外国人の増加が収益を押し上げたとみられる。

大宇建設の子会社である大宇松島ホテルも回復傾向にある。売り上げは約408億ウォン(約44億8800万円)で前年より4.9%増加し、純利益は約13億9000万ウォン(約1億5290万円)と132%の大幅増となった。同社はシェラトン・グランド仁川ホテルを運営しており、長年の赤字から脱却し収益性が大きく改善した。

HDC現代産業開発のホテル部門も成長を続けている。ホテルIPARKの売り上げは約1158億ウォン(約127億3800万円)、営業利益は27億8000万ウォン(約3億580万円)で、それぞれ前年より17.9%、65.9%増加した。同社はパークハイアットソウルやパークハイアット釜山、アンダーズソウル江南など高級ホテルを運営している。

観光市場の回復は顕著で、2025年の訪韓外国人は1893万人と過去最多を記録した。K-POPやドラマなど韓流コンテンツの世界的な人気が訪韓需要を押し上げている。

今後もこの流れは続きそうだ。証券業界では、2027年の訪韓外国人が2350万人に達すると予測されている。一方で、宿泊施設の供給不足が深刻化しており、特にソウルの高級ホテルの客室数はパンデミック前より減少している。

ホテルは建設から完成まで3~4年を要するうえ、新規着工も低水準にとどまっている。このため、少なくとも2027年までは客室不足が続き、ホテル業界の好況を下支えする要因になるとみられている。

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