2024 年 11月 26日 (火)
ホームライフスタイルアート アイスカプセルVS北野唯我 (上)

[Kアート&本] アイスカプセルVS北野唯我 (上)

パク・ソンミン, Ice capsule Folding Surface1, oil on canvas, 100x100cm, 2015©NEWSIS

「凍った才能を引き出せ」

誰もが自分だけの唯一の才能を持って生まれてくる。

文章を書くのが上手な人、絵を描くのが上手な人、歌が上手な人、ダンスが上手い人、上手に批判する人、説得力に優れた人、積極的に人助けをする人……。

しかし、なぜ、ある人は生まれ持った自身の才能を十分に発揮して生きていくことができるのか。なぜ別の人は、優れた才能がありながら、何も成し遂げられないまま、人生を終えてしまうのか。

その違いはまさに「人間関係」にある。

「自分の才能」を気づかせてくれる決定的な人物に会えるか、会えないか。これによって、人生の勝敗が大きく分かれるのだ。

問題は、自分の才能に誰かが気づいてくれるのを待っているだけではダメということだ。

一度考えてみよう。

Aは自分の才能が何かをよく知っていて、それを知ってもらうために誰かに地道にアピールしている。

Bは自分が何を得意とするのかよくわからず、誰にいかなるアドバイスを求めればよいのかも、よくわかっていない。

もしもAとBが同じ才能を持っているなら、どちらが成功する確率が高いだろうか。

当然、Aだろう。

パク・ソンミン, Ice Capsule,49×21.5cm,2010,oil on canvas©NEWSIS

Bはどんなに優れた才能を持っていたとしても、それを誰かに見せられる機会が少ないためだ。

したがって、成功とは「自分が“自身の才能”を理解すること」から始まる。

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