韓国のグループ「FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)」のメンバー4人が所属事務所ATTRAKTを相手に起こした専属契約効力停止の仮処分申請について、ソウル中央地裁は7月31日、調停に回すことを決定した。1日、STARNEWSが確認した。調停で合意に至るか注目される。
FIFTY FIFTYは6月19日に仮処分申請を同地裁に提起した。ATTRAKTは同23日、メンバーの健康悪化による治療を理由に活動中断を予告すると共に「所属アーティストに接近し、当社との専属契約に違反するよう誘引する外部勢力が確認された」と主張し、騒動となった。
ATTRAKTは同26日、「メンバーを引き抜こうとした」としてワーナーミュージックコリアに内容証明を発送した。画策した人物としてコンテンツ企画会社「The Givers」代表で、FIFTY FIFTYの「Cupid」をプロデュースした作曲家アン・ソンイル氏ら3人を名指しし、業務上背任及び業務妨害の罪でソウル江南(カンナム)警察署に告訴状を提出していた。
FIFTY FIFTYの代理人は「メンバーたちはATTRAKTの不透明な精算や活動中断を一方的に強行しようとするなど契約上の義務を履行していない事情に対して問題を提起したもの」とし、「外部の介入」を全面否定している。
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