韓国のアイドルグループ「EXO（エクソ）」のベクヒョン、シウミン、チェンが所属事務所SMエンターテインメントに専属契約の解除を通知した問題で、3人の弁護士は4日、SM側による「取引上の地位乱用行為」について公正取引委員会に提訴した。
弁護士によると、公取委が2007年10月、2011年1月の2回、SM側に是正命令を下したにもかかわらず、SMは命令を無視したまま不公正な契約行為を続けてきたという。弁護士はこうした違反行為に対する厳正な調査と早急な是正措置などを要請した。
弁護士は「アーティスト3人は、不公正な契約書を締結することになり、取引上の地位乱用行為により被害を受け続けた」と主張した。そのうえで、SMの行為は独占規制および公正取引に関する法律に違反し、2年以下の懲役または1億5000万ウォン（約1605万円）以下の罰金に処すべきだと訴えている。
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