2024 年 7月 20日 (土)
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EU国境炭素調整強化で韓国産業に負担感

SDGs~韓国の取り組み

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欧州連合(EU)の国境炭素調整措置(CBAM)が早ければ来年導入される。EU議会が草案より強化した内容を修正案に盛り込み、韓国国内の産業の負担が増す可能性がある、という分析結果が出た。

韓国貿易協会国際貿易通商研究院が4日に発表した報告書「EU議会のCBAM修正案の評価と示唆点」によると、EU議会が昨年12月に公開した修正案が草案と比べて最も大きく変わった内容は▽CBAM適用品目の拡大▽CBAM適用と無償排出権廃止の早期施行▽炭素排出枠に間接排出を含む――などだ。

これによると、CBAM草案適用品目は鉄鋼・電力・肥料・アルミ・セメントの5品目だった。これに、議会での修正を経て、有機化学品・プラスチック・水素・アンモニアの4品目が追加された。

研究院がこれらの品目について2019~21年に韓国がEUに輸出した年平均輸出額を分析した結果、草案5品目の場合には30億ドルに上り、EUへの輸出総額の5.4%を占めた。修正案9品目の3年間の年平均輸出額は55億1000万ドルで、同期間のEU輸出の15.3%を占め、草案に比べて輸出の割合が3倍以上高くなった。それだけ、韓国の関連業界の負担が増大しかねないという分析だ。

特にEU議会はCBAMが適用される炭素排出の範囲も「商品生産過程で排出される直接排出だけを含むもの」から「商品生産に使われた電気の発電過程で発生する温室効果ガス排出」という間接排出まで含むものに拡大した。

韓国は2020年の電力1キロワット時に排出される二酸化炭素量が472.4グラムで、EU(215.7グラム)、カナダ(123.5グラム)など、先進国比の2~4倍ほど多く、負担がはるかに大きいと予想される。

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