
韓国のグループBTS(防弾少年団)のカムバックアルバム「ARIRANG」について、総括プロデューサーのバン・シヒョクが米ビルボードのインタビューで制作の裏側を明かした。
バン・シヒョクは「1年半以上の人生とエネルギーを注いだ作業」と説明。軍服務中のメンバーの提案から始まり、「過去の延長ではなく新たな章の宣言であるべきだった」と語った。
制作の出発点となったのは、「デビュー作『2 Cool 4 Skool』を出した当時のBTSが、13年間ジャンルを変えずに成長していたらどのような音楽を作るか」という問いだった。
制作過程では2025年初頭にリードプロデューサーを選定し、ロサンゼルスで事前ソングキャンプを2度実施。約100曲の試作トラックを制作した。その後、メンバー全員の除隊後には京畿道(キョンギド)のペンションで方向性を検討し、ロサンゼルスで本格的な制作に入った。
バン・シヒョクは、個別の予定を取りやめて合流したメンバーについて「それがBTSである理由」と述べた。
アルバムタイトル「ARIRANG」はバン・シヒョクの提案によるもので、「別れの感情をリズムに昇華する生きた遺産」と説明。国立中央博物館で聞いた鐘の音をインタールードに取り入れたことも明かした。
終盤には振り付けを大幅に見直す決断もあり、メンバーから疑問の声が上がったが、「存在そのものがステージを圧倒する」と説得したという。
当初、メンバーは「ARIRANG」の要素が過度な愛国的演出と受け取られる可能性を懸念していたが、試聴した反応を受けて最終的に納得。「今回も判断が正しかった」と語ったという。
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