
韓国のグループBTS(防弾少年団)のVが28日、ファンコミュニティ「ウィバース」のライブ配信で、空港での混乱や安全問題について触れ「昔の『パープルライン』をもう一度やってくれたらうれしい。そうしたら空港にスーツを着て行く」と話した。
「パープルライン」とは2018年にBTSのファンが始めた空港安全キャンペーン。アメリカ・ロサンゼルスの空港で約20人のファンが紫のリボンを持ち、メンバーが安全に車両まで移動できる通路を確保したことが始まりだった。その後、この方法は他国の空港でも始まり、ファン文化の一部となった。
Vは「空港は僕たちだけのものではない」と語り、「安全が確保されればファッションも楽しめるし、ファンへのあいさつもできる」と公共の場でのマナーと秩序の必要性を強調した。
ファンの間では「なぜVが条件を提示しなければならないのか」といった声もあれば「彼の思いやりある態度に感動した」と共感する意見も多く上がっている。
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