
東北アジア歴史財団が運営する「独島体験館」(ソウル市永登浦区)が、人工知能(AI)や超高精細映像技術を活用した体験型映像空間として全面リニューアルされ、10月24日に再開館式が開かれた。日本海に浮かぶ竹島(島根県隠岐郡隠岐の島町)を韓国は「独島」と呼び、実効支配を続けている。
今回の再整備は、2025年の光復80周年と大韓帝国による「勅令第41号」(1900年制定)の125周年を記念したもので、「独島」に対する理解と体験を強化するのが目的。最大の特徴は、新設された「実感映像室」だ。
この空間では、実際に「独島」で撮影された超高解像度の8K映像と、4面を囲む大型スクリーン、立体音響などを組み合わせ、まるで現地にいるかのような没入感を提供する。観覧者は映像により、波の音や風の音に包まれながら、「独島」の自然環境や地理的特徴を体感できる。
さらに、1947年から1953年にかけて3度にわたり「独島」を調査した学術調査隊の姿が、AI技術により再現されている。これは、2025年に国立中央博物館で開催された光復80周年特別展でも使用された技術で、調査隊員の表情や視線を通じて、「独島」に対する学術的情熱を表現している。
展示構成も大幅に拡張された。実写映像と最新データに基づいたグラフィックの融合展示、観覧者が能動的に関与できるデジタルインタラクティブ展示など、多層的な体験が可能となった。こうした構成は、視覚的・聴覚的な没入を通じて、観覧者の探求意欲を喚起し、展示理解を深めることを意図している。
展示の主軸は、「独島」の自然と歴史を立体的に捉える点に置かれている。
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