わいせつ物に一般人女性の顔を合成したいわゆる「ディープフェイク」写真をSNSにまき散らして脅迫したとして、ソウル市冠岳(クァナク)警察署は25日、性暴力処罰法上の虚偽映像物流布と脅迫などの疑いで、20代の男を検挙した。
警察関係者によると、被害女性は昨年2月、知人から「SNSであなたの写真とわいせつ物を合成したディープフェイク画像が出ている」と聞かされた。この画像に、本人の連絡先も添えられていたため、見ず知らずの人からの連絡が殺到したという。
約1カ月後、男が被害女性に「自分が掲示物を製作した」と語り、「削除をしたいなら自分の奴隷になれ」「写真を撮って送れ」などと脅迫したという。
通報を受けた警察がIPアドレスを手掛かりに追跡したところ、男が被害女性と同じ町に住んでいた高校の先輩だったことが判明した。
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