韓国のCJフレッシュウェイの企業間取引(B2B)の食材売り上げの半分以上が、人工知能(AI)が推薦するシステムを適用した「オンリーワン・フードネット」によりもたらされていることがわかった。
業界関係者によると、CJフレッシュウェイは昨年12月からAI食材注文システムの「オンリーワン・フードネット」を運営している。その後4カ月ほどで、「オンリーワン・フードネット」による売り上げがB2B食材売上の全体のうち60%ほどを占める。
「オンリーワン・フードネット」はCJフレッシュウェイの1万4000余りの顧客が利用できる食材取引システムだ。CJフレッシュウェイは、取引先の情報や購買履歴などのデータを蓄積し、オーダーメード型の食材を推薦するAIアルゴリズムを開発し、「オンリーワン・フードネット」に導入した。
CJフレッシュウェイの関係者は「これまではオフィス、病院、食堂など事業体ごとに、一次元的に食材の推薦商品を選んだがAIアルゴリズムにより似た購買パターンの取引先をグループ化し、効果的に商品を提案し購買を誘導できるようになった」と話した。
一例として、高級食材の使用度が高いある構内食堂の場合、一般の構内食堂で主に使用する食材の代わりにアワビ、ロブスターなど高級食材を推薦したことで、商品販売の的中率が高くなったという。
©MONEYTODAY