2026 年 3月 11日 (水)
ホーム経済流通AIがコンビニ運営を変える…韓国・セブンイレブン展示会、次世代店舗技術に加盟店が注目

AIがコンビニ運営を変える…韓国・セブンイレブン展示会、次世代店舗技術に加盟店が注目

2026セブンイレブン商品展示会(c)NEWSIS

コンビニ大手セブンイレブンがこのほど、人工知能(AI)を活用した次世代店舗運営技術を公開する「2026セブンイレブン商品展示会」をソウルで開き、AI店舗分析やクラウドPOSなどの新たな店舗管理システムを披露して、加盟店オーナーの注目を集めた。

会場では、AIを使った店舗分析システムのデモンストレーションに多くの加盟店オーナーが集まり、画面を見ながら説明に聞き入る姿が見られた。

セブンイレブンのデジタル革新部門の担当者が、店内の顧客動線を分析して売り場配置を最適化する機能を紹介すると、参加者はうなずきながら強い関心を示した。これまで経験や勘に頼りがちだった商品陳列を、売り上げデータに基づく運営へと転換する動きが鮮明になっている。

AI店舗分析サービスは、店内カメラなどのデータを基に顧客の移動経路を解析し、商品配置の効率化を提案する仕組みだ。さらに棚の空き状況や店舗の清潔状態を自動で検知し、管理アプリを通じて店主に通知する。

これまで手作業で確認していた消費期限管理も自動化され、店舗運営の負担軽減につながると期待されている。

新たに公開されたPOS端末も来場者の関心を集めた。アンドロイド基盤のクラウドPOSを採用し、端末サイズを従来より約80%小型化。店主がメニュー構成を自由に変更できるよう機能を改善した。ある加盟店オーナーは「宅配サービスを扱っていない店舗でもPOS画面に常に表示されて不便だった。よく使う機能を自分で配置できるのは便利だ」と話した。

展示会では商品戦略も紹介された。今年のテーマは「日常を変える驚きの瞬間(My Daily Wonder)」で、同社は「商品革新による競争力強化」と「データ基盤の商品最適化」を重点戦略に掲げた。

物価高の中で高まる「コストパフォーマンスの高い食事」需要に対応するため、三角おにぎりやサンドイッチなど簡便食品の原材料品質を引き上げる方針だ。冷蔵流通だった三角おにぎりを常温流通に転換し、味や食感の改善も目指す。

また即食商品の強化策として、店内のフードステーションに冷凍果物をその場でミキサーにかけるスムージー機の導入も計画する。日本のコンビニで人気の設備を参考に、フルーツスムージー販売を拡大する構想だ。

試食コーナーでは三角おにぎりやデザートなどの新商品が提供され、人気商品「生チョコパイ」も来場者の足を止めた。

(c)NEWSIS

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