韓国教育省は現在、運営中の一般大学のオンライン学位課程制度を改善し、先端分野の教育革新を加速させる。これにより、半導体や人工知能(AI)・デジタルなど政府が人材養成に注力している先端分野の学位課程をオンラインで進めることができるようになる。
教育省は7日、先端分野の学士号課程まで範囲を広げることを骨子として「一般大学オンライン学位課程」関連訓令を一部改正し、今年下半期にこれを活用する大学(院)選定審査を推進する明らかにした。
一般の大学におけるオンライン学位課程は、遠隔大学ではなく大学で教育省の承認を受け、全体の学位課程を100%オンラインで運営できる制度。昨年2月に新設され、今年初めに6つの大学の7つの課程を1次承認して運営している。教授・学習助教(チューター)と学習者を結ぶ密着学習支援▽AI不正防止システムを使ったオンライン試験――など、レベルの高い教育課程と柔軟な学習形態で、学生に高い評価を受けている。
教育省はこうした成果を拡散し、社会・技術変化に敏感で、変化への柔軟性の高い新技術・産業教育分野デジタル革新を推進するため、先んじて今回の政策を推進することになったという。
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