韓国大統領選の中道野党「国民の党」、アン・チョルス(安哲秀)氏の妻、キム・ミギョン氏が13日、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。
アン氏は同日午前「(妻の)症状が良くなかったので病院に搬送中」「妻には基礎疾患があるが、私の選挙運動を手伝って医療奉仕をしているうち、こうなったようだ」と目頭を赤くしていた。
アン氏は、濃厚接触者に分類され、PCR検査を受け、結果を待っている。3日前に3回目のワクチンを接種したアン候補は、陰性なら直ちに自己隔離対象から外されるが、陽性の場合、少なくとも7日間、対面での選挙運動ができなくなる。
与党「共に民主党」候補のイ・ジェミョン(李在明)氏は同日午後、自身SNSを通じて「(キム氏が)基礎疾患があるのに新型コロナに感染したという知らせを聞いた。残念だ。ご無事をお祈りする」と表明した。
一方、保守系野党「国民の力」は「(同党候補の)ユン・ソンヨル(尹錫悦)氏はアン候補に電話をかけ、慰労の意を伝え、早期回復を祈った」と明らかにした。
国民の党側は「連絡の内容は配偶者であるキム氏の健康を心配して、慰労を伝える内容だったが、その他の内容は一切なかった」としたうえ「誤解がないことを願う」と念押しをした。
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