2024 年 11月 25日 (月)
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米韓外相、ハワイで会談

韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相(右端)が12日、ホノルルでブリンケン米国務長官と会談している©NEWSIS

韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相は12日、ブリンケン米国務長官とホノルルで会談し、朝鮮半島情勢やインド・太平洋など懸案に関して意見を交わした。

北朝鮮が先月だけで7回、ミサイルを発射して半島に緊張感を持たせている状況で会談は開かれた。

鄭外相は「現在の半島の状況を非常に憂慮する」「この状況をどう扱うかについて意見を交換できることを願う」と述べた。

ブリンケン長官は「(米韓は)世界的なパートナーシップを保有した」と評価したうえ「われわれは地域的問題だけでなく新型コロナから気候変化まで、世界的課題に関してもともに働く」と述べた。

韓国外務省によると、双方は冒頭発言に続いて開かれた非公開会談で、北朝鮮の相次ぐミサイル発射に対する憂慮を表明し、半島情勢のさらなる悪化防止や北朝鮮との速やかな対話再開に向けて緊密に協力することにした。

鄭外相はこの席で、米韓がこれまで、完全に調整された対北朝鮮戦略を土台に協力をしてきた、という評価を伝えたという。 さらに、今後も半島の完全な非核化と恒久的な平和の定着に向けて協議することを提案した。

このほか、両国は最近のウクライナ情勢についても憂慮を示したうえ、ウクライナの主権や領土保全、独立を支持するという立場を表明した。さらにミャンマー、イランなどの情勢についても意見交換を進めた。

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