
韓国最大のファッションプラットフォーム「ムシンサ(MUSINSA)」が主催する第2回「ムシンサビューティーフェスタ」が16日、ソウル・聖水洞一帯で開かれた。あいにくの雨にもかかわらず、会場には長蛇の列ができ、多くの来場者でにぎわった。
今回は「ムシンサスクエアソンス4」「ムシンサストア聖水@大林倉庫」「ムシンサビューティースペース1」の3カ所でポップアップストアを展開。無店舗の中小インディーズブランドと来場者をつなぐことを目的とした。
約45の参加ブランドのうち、7割以上が中小インディーズで、さらにその73%が自前の実店舗を持たない。ムシンサはこうしたブランドにリアルな接点を提供する場として機能した。
メイン会場では「オジク・ムシンサビューティーゾーン」では限定商品69種が展示され、体験型の診断イベントも用意された。「ネクストビューティーゾーン」では13ブランドがミニゲームや製品体験などを実施し、終日盛況となった。
注目はムシンサが展開するプライベートブランドの成長だ。「ムシンサスタンダードビューティー」は2025年1~3月の取引額が前年比約4倍、「オッドタイプ」は2024年の年間取引額が7倍以上に拡大している。
別会場ではメイクブランド「ジョンセンムル」やネイルケアの「ルメント」なども出展。今後もオンラインとオフラインを融合したフェスタを予定しており、ムシンサは次世代K-ビューティーの発信地として存在感を強めている。
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