
韓国の自営業者向けオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」に13日、「迷惑カップルへの対処法を教えてほしい」と題した投稿が掲載された。ソウル市内の無人カフェで学生カップルが3時間以上にわたって過度なスキンシップを繰り広げ、営業に支障をきたしたというのだ。
投稿した経営者は「夜9時ごろ、学生カップルが入店してきた。最初はiPadを一緒に見ながら頬を寄せたり抱き合ったりしていて、大したことではないと思っていた」と回想する。
しかしその後、防犯カメラの映像を確認して言葉を失った。店内の席で濃厚なキスを繰り返し、男子学生が女子学生の胸を触るなどしていたからだ。
経営者は「キスはざっと30回ほどしていた。男子学生が女子の胸を触り、それを2〜3回繰り返していた。しかも、そのまま3時間も居座っていた」と説明。「カップル客は多いが、ここまで度を越えたのは初めて。何よりもその時間、他の客が一人も入店していないことから明らかに営業に支障が出ている」と嘆いた。
その上で「公然わいせつ容疑で警察に通報したいが、無人店舗だし、盗難などもなかった。こういった場合に罪が成立するのか、アドバイスがほしい」と助けを求めた。
この投稿には「営業妨害で民事訴訟を起こした方がいい」「張り紙で警告しないと」「出入り禁止にすべきだ」といった声や、「無人カフェも限界だ」「公共の場でこれは常識外れ」など非難のコメントが多数寄せられている。
韓国の刑法の「公然わいせつ罪」は、公衆の面前で性器の露出や性交渉など明確な行為があった場合に成立するため、過度な愛情表現だけでは適用が難しいとされている。
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