
韓国の自営業者向けオンラインコミュニティ「社長はつらいよ」に12日、「厨房のおばさんが毎日食材を盗んでいたことに気づいた」という投稿があった。
投稿したのは飲食店主。閉店後、自宅に持ち帰ろうと用意していた肉が見当たらなかったので、どこかに置き忘れたのかと思い、防犯カメラを確認した。すると、厨房の女性スタッフがインスタントラーメン数袋をかばんに入れて持ち帰る様子が映っていた。
さかのぼって確認したところ、前日には野菜や肉、サムジャン(包みみそ)を持ち帰るなど、毎日何かしら盗んでいたことが分かった。
店主は「もう60歳を超えた人で、自分の息子が大学教授だとよく自慢していたが、まさか泥棒だったとは」と落胆。同業者に向けて「防犯カメラは定期的に確認するべきだ。厨房スタッフにはかばんを持ち込ませないこと。そして人を簡単に信用しないように」と注意を促した。
出勤後に大きな容器を取り出してサムジャンを大量に詰め、退勤時に持ち帰ったこともあったという女性スタッフ。店主は「最初は目をつぶろうかと思ったが、あまりに悪質なので警察に通報するつもりだ。腹立たしくて夜も眠れない」と怒りをあらわにした。
この投稿に対し、ネットユーザーからは「防犯カメラの存在に気づいてなかったのか?」「私の母も食堂で40年以上働いていたが、昔は小さなものを持ち帰るのが“慣習”のようだった」「解雇は当然、通報は必須」といった反応が相次いだ。
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