
知人女性に好意を抱いた韓国の60代の男が1日で92回も連絡を取った上、自宅を訪ねたとしてストーキング処罰法違反の罪で罰金刑を言い渡された。
蔚山(ウルサン)地裁は12日、ストーキング犯罪の処罰などに関する法律違反の罪で起訴された男に罰金1000万ウォン(約100万円)と40時間の治療プログラム履修を命じたことを明らかにした。
判決によると、男は昨年5月下旬、40代女性に1日に計92回も電話やメッセージで連絡を取ったり、自宅を訪ねたりした。
男と女性は10年来の知り合いで、男は事件の約1カ月前から女性に好意があると伝えていた。2人は一時、共同で事業を興す予定があり、男の執着がエスカレートしたという。
事件当日の未明、女性が「もう連絡してこないで」と明確に拒否したのに、男はその後も約16時間にわたって執ようなストーキング行為を繰り返していた。
地裁は「被告は被害者の意思に反して正当な理由なくストーキング行為を繰り返した。その結果、被害者は不安と恐怖を感じた」と述べた。
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