2025 年 5月 6日 (火)
ホーム社会キムチと海苔だけ「これで1200円?」韓国・障害者体育大会で粗末弁当…批判殺到、自治体が謝罪

キムチと海苔だけ「これで1200円?」韓国・障害者体育大会で粗末弁当…批判殺到、自治体が謝罪

第19回忠清北道障害者道民体育大会の開幕日に選手団に提供された1万2000ウォンの弁当(c)NEWSIS/MONEYTODAY

韓国・忠清北道(チュンチョンブクド)障害者道民体育大会の開幕式に参加した選手団に1万2000ウォン(約1200円)の価格に見合わない粗末な弁当が提供され、忠州市(チュンジュシ)の公式YouTubeチャンネル運営者であるキム・ソンテ主務官が動画で謝罪した。

4月29日にアップされた「申し上げます」というタイトルの動画で、キム主務官は「大会初日の弁当について事情を報告したい」と述べ、忠州市障害者体育会のクァク・ヨンエ・チーム長とのインタビューを公開した。

問題になったのは24日、選手団に提供された弁当。その内容は味付けのり数枚、青唐辛子、キムチ、エゴマの葉の漬物など質素すぎるものだった。

クァクチーム長は1万2000ウォンという価格設定について「テントや椅子、テーブルのレンタル料が3000ウォン(約300円)、食事代が9000ウォン(約900円)だった」と説明。「道内の各体育会からの求めでテント・食卓・椅子・食事をまとめて提供できる業者を探し、紹介したところ他の市郡も同調した」と述べた。

また、「試食はおいしかったが、弁当が不足し始めて量が減っていき、最後の60~70食は非常にひどい状態だった」と釈明。指摘を受けて、業者はテント費用を請求せず、食事代も6000ウォン(約600円)に下げる方針だが、それでも高すぎるので再調整中」と話し、「心からおわび申し上げる」と謝罪した。

キム主務官も「写真を見れば、誰でもひどいと思うだろう。忠州を訪れてくれたお客様にこのような対応をしてしまったことを心からおわび申し上げる」と頭を下げた。

(c)MONEYTODAY

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