2025 年 5月 5日 (月)
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韓国屈指の塾街「年間300万円の授業料」…教育ママたちの本音トーク「怖い」

ペク・チヨンのYouTubeチャンネルより(c)news1

韓国で娘を名門インターナショナルスクールに通わせる歌手ペク・チヨンが、ソウル・大峙洞(テチドン)の教育熱の激しさに対する率直な思いを語った。

24日に公開されたYouTube動画「年商100億ウォンのCEOママの子どもが名門大学に進学するまで」には、ペク・チヨンがワインバー「タップショップバー」のナ・ギジョン代表、子ども服ブランド「ピカブー」のユン・ソヨン代表と共に出演し、子どもの教育や留学について語り合った。

3人は共通して、年間授業料が3000万ウォン(約300万円)に上るソウル・江南のGIAインターナショナルスクールに子どもを通わせている。

ナ・ギジョン代表は「一度、子どもと一緒に大峙洞の塾街でテストを受けたことがある。子どもが行ってみたいと言ったから。だけど、大峙洞は本当に怖かった」と話した。

ペク・チヨンが「テスト結果はどうだったの?」と尋ねると、ナ・ギジョン代表は「良くなかった」と返答。さらにペク・チヨンは「それって、今の子のレベルに合った問題だったの? それとも先取り学習が前提だったの?」と問いかけたが、ナ・ギジョン代表は「よく分からなかった」と答えた。

制作スタッフから「大峙洞の雰囲気ってやっぱり違うのか」と問われると、ナ・ギジョン代表は「本当に一生懸命勉強している」とし、ペク・チヨンも「怖い」と同意。ナ・ギジョン代表は「少し反省した。私たちもあそこまでやらなければいけないのか、と」と漏らした。

しかしペク・チヨンは首を振りながら、「昔から“予習と復習の大切さ”って習ってきたけど、私たちが言っていた予習っていうのは、今日の授業を復習して、次回やることを軽く見ておく程度だった」と語った。

続けて、「こんなこと言ってたら刺されるんじゃないかってくらいだけど(笑)、この国で定められた教育課程っていうのは、8歳なら8歳、9歳なら9歳、10歳なら10歳、それぞれの脳の発達に合った段階だと思う。教科書を作っている人たちってすごい方々なんだよ。それを私は昔から信じてるし、自分はそういうやり方をしない、と決めている」と教育観を明かした。

さらに、「子どもをアメリカに留学させたい気持ちはあるか?」との質問に対しては、「アメリカというより、やっぱり良い学校に行かせたいという気持ちはある」とし、「私にできる限りのことをして、娘にもっと広い世界を見せてあげたいと思っている」と打ち明けた。

(c)news1

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