2025 年 5月 1日 (木)
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韓国最高裁、大統領候補・李在明氏の選挙法違反、「有罪」趣旨で差し戻し

最大野党「共に民主党」大統領候補のイ・ジェミョン(李在明)氏(c)news1

韓国大法院(最高裁)は1日、公職選挙法違反の罪に問われている最大野党「共に民主党」大統領候補、イ・ジェミョン(李在明)氏について、無罪を言い渡した原審を破棄し、事件をソウル高裁に差し戻した。

大法院はイ・ジェミョン氏の発言のうち、城南都市開発公社第1処長だったキム・ムンギ氏(故人)とのゴルフ発言および柏峴洞に関する発言の一部が虚偽事実の公表に該当すると判断した。

イ・ジェミョン氏は、前回の大統領選当時、大庄洞(テジャンドン)開発事業に関連して「キム元処長を知らない」と虚偽の発言をしたとされる。

また、柏峴洞開発事業について「国土交通省が脅迫して柏峴洞の敷地用途を変更させた」と虚偽の事実を公表したともされている。

1審では「キム元処長とゴルフをした写真は捏造された」との発言および国会の国政監査での「国土交通省による用途変更の圧力があった」とする趣旨の発言などを有罪と判断し、イ・ジェミョン氏に懲役1年・執行猶予2年を言い渡した。

2審はこれらの発言を虚偽とは見なせない、あるいは政治的意見表明に該当するとして、1審を覆し無罪を言い渡した。

しかし大法院は、イ・ジェミョン氏の発言のうち「キム処長とのゴルフ写真は捏造された」という発言および「国土省の脅迫により柏峴洞の用途が変更された」という発言などが虚偽事実の公表に該当すると判断した。

(c)news1

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