
韓国で、女性が大量の錠剤の隣で虚ろに横たわる姿を使ったビタミン広告が、「不穏で不快」としてSNS上で批判の的となった。広告主である美容ブランド企業が謝罪に追い込まれた。
問題の広告は、X(旧Twitter)で拡散され注目を集めた。広告には、うつ伏せの姿勢で空中を見つめる女性モデルと、その周囲に20錠以上の錠剤が散乱する様子が写されており、口元の近くにも錠剤が無造作に置かれていた。
これを見たネットユーザーからは「これはビタミンの広告とは思えない」「不快で気味が悪い」といった否定的な意見が相次いだ。
特に「服薬による自殺を想起させる」「健康商品にしてはあまりにも陰鬱すぎる」「美しさの表現が不適切」など、健康・美容製品としてのメッセージ性に疑問の声が多く上がった。
批判の拡大を受けて、この会社は4月23日に問題の写真をすべて削除し、公式SNSアカウントに謝罪文を掲載した。
同社は「該当のビジュアルによりご不快な思いをされた方々に心よりお詫び申し上げます。製品特性や社会的な含意に対する配慮が欠けていたことを深く反省し、当該イメージはすべて削除いたしました」としたうえで謝罪の意を表した。
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