2025 年 4月 28日 (月)
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偽造公文書でウナギ20kg注文…韓国各地で多発する「消防署」名乗る詐欺

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消防署を装った詐欺事件が韓国各地で相次いで発生している。

光州市(クァンジュシ)消防安全本部によると、市内の飲食店に23日、「光州消防安全本部」を名乗る男から電話があった。

男は「消防訓練時の食事を注文したい」と言って、ウナギ20キロ(144万ウォン=約14万4000円相当)を注文し、偽造された公文書を提示。応急医療キットの代理購入も求めた。

飲食店の関係者が違和感を覚え、光州北部消防署に直接確認し、詐欺であることが判明した。

また、21日には蔚山(ウルサン)の金物店にも同様の電話がかかってきた。蔚山消防本部を装った男が「はしごを購入したい」と言い、「物品即時決済確約書」という書類をSMSで送ってきた。

その後、医療キットの代理購入を求め、偽の文書を示してクレジットカード決済を持ちかけた。しかし、関係者が警察に通報し、被害は免れた。

光州消防安全本部のキム・ヨンイル火災予防課長は「消防機関が民間業者に物品の代理購入を依頼したり、購入指示をSMSで送ることは絶対にない。疑わしい場合はすぐに警察か消防署に通報してほしい」と話している。

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