
韓国の大手ファッションEC企業「ムシンサ(MUSINSA)」が運営するオフラインファッション編集ショップ「ムシンサストア」が、2025年1月から3月までの累計来客数で100万人を突破したことがわかった。
ムシンサストアは、ソウル・弘大(ホンデ)、大邱(テグ)、聖水(ソンス)の各拠点で展開している。それぞれの店舗が地域のランドマークとして位置づけられ、若年層を中心に集客力を高めている。
同店舗は、ムシンサのオンラインモールに出店している200以上のブランドを厳選し、オフラインでも紹介する編集型ショップ。2023年に弘大店を手始めに、大邱店(2023年)、聖水洞大林倉庫店(2024年)を順次オープン。国内外の中小規模デザイナーズブランドを紹介するハブとしての役割を担ってきた。
オンラインとオフラインで価格を統一し、オフラインでもムシンサ会員特典を適用できる「シームレスなショッピング体験」が特徴で、顧客満足度を高めている。
特に、2月末に全面リニューアルした大邱店では、同地域の編集ショップ最大規模となる大型シューズウォールを設置し、話題を集めた。
また、ムシンサは多様な国内外コンテンツとのコラボレーション活動も積極的に展開している。代表例としては、グローバルアーティスト・リサの初ソロアルバムの限定グッズを韓国で独占販売し、聖水洞大林倉庫店でポップアップイベントを開催して注目を浴びた。
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