2025 年 4月 20日 (日)
ホーム社会韓国警察の判定は正しいのか…横断歩道を歩いていたのに「外」扱い、交通事故被害者家族が怒り

韓国警察の判定は正しいのか…横断歩道を歩いていたのに「外」扱い、交通事故被害者家族が怒り

ボベドリーム(c)news1

信号のない横断歩道付近で男性が車にひかれた事故をめぐり、韓国の警察が「横断歩道の外だった」と判断したことに対して被害者の家族が強く反発している。

オンラインコミュニティに10日、「父が事故に遭った場所はどう見ても横断歩道内なのに外だと言われ、納得できない」というタイトルの投稿が掲載された。

投稿したのは被害者の子ども。「父は手首を2カ所骨折して手術することになった」と状況を説明し、「父は横断歩道を歩いていたと言っており、映像でも明らかに横断歩道上に見える。だが、調査官は横断歩道外と結論を下したようだ」と疑問を呈した。

投稿に添えられた映像には、父親がスマートフォンを見ながら横断歩道の端を歩いているところへ左折してきたトラックが衝突する様子が映っている。

映像を見たネットユーザーは「明らかにドライバーの前方不注意」「どう見ても横断歩道の中。ちょっと外れていたとしても過失はドライバー側にある」と警察の判断に異を唱えた。

同様の例では、2023年の番組「ハン・ムンチョルのブラックボックス・レビュー」で紹介された事故がある。信号のない横断歩道付近を歩いていた70代女性がトラックにひかれて死亡したのだ。

その際、遺族は「事故現場が横断歩道から20センチ外れていたため、加害者は重大過失ではなく『安全運転義務違反』で検察に送致された」と悔しさを語っていた。

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