
韓国の与党「国民の力」の大統領選挙候補らが、大統領選(6月3日)への不出馬を表明したオ・セフン(呉世勲)ソウル市長に相次いで接触している。22日に発表予定の第1次予備選で「ビッグ4」入りを目指す中、オ・セフン氏の支持層の取り込みを狙う動きとみられる。
「国民の力」は16日、第1次予備選に進出する候補8人を発表した。名を連ねたのは、キム・ムンス(金文洙)元雇用労働相、ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)議員、アン・チョルス(安哲秀)議員、ヤン・ヒャンジャ(梁香子)元議員、ユ・ジョンボク(劉正福)仁川市長、イ・チョルウ(李喆雨)慶尚北道知事、ハン・ドンフン(韓東勲)前代表、ホン・ジュンピョ(洪準杓)前大邱市長の8人。
このうちキム・ムンス氏、ナ・ギョンウォン氏、アン・チョルス氏、ユ・ジョンボク氏、ホン・ジュンピョ氏の5人が、15日から16日にかけてオ・セフン氏と面会した。
16日、ソウル市庁を訪れた4人(キム・ムンス氏、ナ・ギョンウォン氏、アン・チョルス氏、ユ・ジョンボク氏)は、オ・セフン氏が提案した政策を自身の大統領選公約に反映する意向を示している。
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