2025 年 4月 16日 (水)
ホーム社会「売春撲滅」名目、女性宅に侵入してライブ配信…韓国“正義の味方”を名乗った男の恐怖コンテンツ

「売春撲滅」名目、女性宅に侵入してライブ配信…韓国“正義の味方”を名乗った男の恐怖コンテンツ

SBS報道(c)news1

韓国の清州(チョンジュ)地検が、売春撲滅をかたって女性宅に押し入り、ライブ配信したユーチューバーの40代の男を名誉毀損や住居侵入、監禁などの罪で起訴した。先月18日付。

SBSが8日に報じたところでは、男は「売春根絶コンテンツ」を制作しているとして、客を装ってカメラを回しながら風俗店で働いている女性の部屋に侵入。その様子を自身のYouTubeチャンネルでライブ配信し、視聴者から資金を集めていた。

配信画面には振込先の口座が表示され、振り込まれた金額のランキングまで作成されていた。

ある映像では、女性が隠れている布団をカメラで映しながら「かくれんぼです、人はどこにいるでしょう? 正解者にはチキン1羽プレゼントします」と発言し、女性をあざ笑った。

このほか、女性に「ちょっと出てきてください。出てこないなら撮影しますよ」と脅す様子も記録されていた。

警察官とにらみ合っている場面もライブ放送され、「なぜここに来たのか」と尋ねられると、男は「私は売春撲滅コンテンツを作っているユーチューバーです」と答えていた。

警察の調べによると、男はソウル・江南(カンナム)、水原(スウォン)など全国を回り、同様の手口を数十件繰り返していた。また「女性清浄団」という団体を名乗り、風俗店の経営者を脅迫し、金銭を要求した罪でも起訴されている。

警察の調べに対し、男は「社会の浄化のためだった。不当な扱いを受けている」と容疑を否認したという。法律の専門家は「後援した視聴者も処罰される可能性がある」と警告している。

(c)news1

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