2025 年 4月 14日 (月)
ホーム社会夫のアルコール依存と“疑妻症”、20年我慢した妻…韓国・娘の進学で選んだ離婚

夫のアルコール依存と“疑妻症”、20年我慢した妻…韓国・娘の進学で選んだ離婚

(c)NEWSIS

夫のアルコール依存と「疑妻症」に苦しみながらも娘のために同居を続けてきた韓国の女性が娘の大学進学を機に離婚を決意した。韓国YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談室」で紹介されたエピソードだ。

相談した女性は仲人を通じて結婚。当初は安定した生活を送っていたが、夫は結婚2年目に突然仕事を辞め、その後は働かず酒におぼれる日々が続いた。家事や育児は全て女性が担った。

夫は次第に妻の男関係を疑うように。実父との電話すら嫉妬し、スマートフォンを奪い取るなど病的な行動を見せた。女性は何度も離婚を考えたが、義家族からの生活費援助と娘のために思いとどまってきた。しかし、娘がソウルの大学に進学したことをきっかけに離婚を決意した。

専業主婦だった女性は生活費や学費への不安を抱えており、離婚訴訟中の扶養料や財産分割の可能性について質問した。

番組に出演していたチョン・ボソン弁護士は、夫の問題行動は離婚理由として十分認められるとし、訴訟中の扶養料も条件次第で請求可能と説明。ただし、離婚後は扶養義務が消滅するため、養育費のみが請求対象となるとした。

また、財産分割については、家事・育児も財産形成への貢献として評価されるが、夫の経済的貢献と比較すると分割比率は低くなる可能性があると述べた。

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