2025 年 4月 19日 (土)
ホーム社会「自分はビルオーナーだ」信じたバイトに罠…韓国・中年男がネットカフェで100万ウォン詐取

「自分はビルオーナーだ」信じたバイトに罠…韓国・中年男がネットカフェで100万ウォン詐取

JTBC「事件班長」(c)MONEYTODAY

ネットカフェで若いアルバイトをだまし、中年男が約100万ウォン(約10万円)の現金を盗んで逃走した事件が1日、韓国JTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。

提供された防犯カメラの映像は先月30日に、ソウル市江西区(カンソグ)のネットカフェで撮影されたもの。中年の男が来店するやアルバイトを呼びつけ、「自分はこの建物のオーナーだ。店長に支払ってもらわないといけない金がある。レジから出してくれ」と要求する様子が映っている。

男はアルバイトから店長の電話番号を聞き出して何者かと通話。電話を終えると「店長と話はついた。金を渡してくれたらいい」と言い放った。

これにだまされたアルバイトはレジから現金約100万ウォンを取り出して手渡した。さらに男はプリペイド式決済機にある金も出してほしいと求めたが、アルバイトが機器の開け方を知らなかったため被害は免れた。

情報を提供した店長は「もしプリペイド機までやられていたら被害額は500万ウォン(約50万円)を超えていた」と怒り心頭だ。

警察によると、同様の手口による被害届が複数件寄せられており、現在映像に映っていた男の行方を追っている。

番組でヤン・ジヨル弁護士は「手口を見る限り、初めての犯行とは思えない。若者が勤務する店を標的にしているようだ」と述べた。

(c)MONEYTODAY

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