2025 年 4月 8日 (火)
ホームライフスタイルトラベル「春の花、どこで撮る?」…ソウル各地で桜祭りが本格化

「春の花、どこで撮る?」…ソウル各地で桜祭りが本格化

ソウルの石村湖(c)news1

ソウル全域で桜が見頃を迎えるなか、各自治体は地域の特色を生かした春の花祭りを次々と開催している。桜の名所として知られる石村湖(ソクチョンホ)や汝矣島(ヨイド)をはじめ、良才川(ヤンジェチョン)、長安桜通りなど、都心のあちこちで春の風景が広がっている。

ソウル市によると、松坡区では6日までの5日間、「2025 湖畔桜祭り」が石村湖周辺で開かれた。桜並木を背景に、音楽公演や展示、文化体験イベントが展開され、市民の目と心を楽しませた。

また、松坡区立美術館「ザ・ギャラリー湖水」では、世界的ポップアーティスト、フィリップ・コルバートによる展覧会「ロブスター星への旅」が開催された。夜間にはライトアップされたフォトゾーンも登場し、幻想的な夜桜散歩が楽しめる。

永登浦区の汝矣島では、当初4月4日に開幕予定だった「春の花祭り」が、ユン・ソンニョル(尹錫悦)氏の大統領職罷免決定を受けて8日に延期された。イベントは12日まで、汝矣西路(ヨイソロ)および汝矣下流IC一帯で開催され、医療対応施設や休憩所、赤ちゃんケアステーションなども設置されている。

江南区では、9日から5月11日まで良才川で「ラチュン春のお届け in 良才川」イベントが実施される。人気キャラクター「ライアン」と「チュンシク」を使った6.5m級の巨大バルーンやフォトスポットが登場し、家族連れや若者に人気を集めそうだ。

特に、桜の最盛期となる4月9~13日には、現地で撮影した写真をSNSに投稿した来場者に対して、限定のポストカードやイベント用風船、ピクニックシートなどのグッズが配布される予定だ。

東大門区でも、6日まで「2025 東大門区春の花祭り」が長安1水辺公園および長安桜通り一帯で開催された。約5kmにわたる桜並木の沿道では、多彩な公演と夜間のライトアップ、体験ブースなどが並び、春の風情に包まれた文化イベントが展開されている。

(c)news1

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