2025 年 5月 14日 (水)
ホーム社会自動選択方式の1等、同じ売り場で2人も…韓国でささやかれる「ロト当選を巡る陰謀論」

自動選択方式の1等、同じ売り場で2人も…韓国でささやかれる「ロト当選を巡る陰謀論」

(c)news1

韓国の第1161回ロトくじで1日、同じ販売店から自動選択方式で購入した2人が1等に当選した。1カ所の売り場で2本の1等が出るのはめったにないことで、「陰謀論」もささやかれている。

ロトの運営会社によると、1等当選者は16人で、それぞれ17億9265万7969ウォン(約2億円)を受け取る。内訳は、10人が自動購入、6人が手動購入。そのうち2人が京畿道始興市(キョンギド・シフンシ)の「総合福券スーパー」で自動選択方式で購入していた。

オンライン掲示板「ボベドリーム」には3日、「ロトの自動1等が同じ売り場で2つも出るのか?」というタイトルの投稿が寄せられた。

「確率的にこんなことが起こり得るのか? 政府は抽選後にコンピュータシステムで1等当選者を追加しているのではないか。徹底的に調査して説明すべきだ。アメリカの宝くじのように1等当選者を公開すべきだ」

投稿者はこう主張した。

ネットユーザーも「これはさすがに怪しい」「1等のキャリーオーバーが長く発生していないし、1回の抽選で当選者が数十人いるのも不自然」「好意的に見ても操作があるとしか思えない」と声を上げた。

だが、企画財政省は「抽選は毎週土曜日午後8時45分に生放送で全国中継される。放送前に警察官や立会人が抽選が正しく実施されるか厳しくチェックしており、不正操作の可能性はない」と疑惑を一蹴した。

現在、韓国で販売されているロトは1~45の数字から6つを選ぶ方式で、1等当選の確率は814万5060分の1。2022年6月の第1019回ロト抽選で過去最多の50人が1等当選したことがある。

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